「小さいおうち」

あの頃映画 松竹DVDコレクション 小さいおうち



あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密

黒木華ちゃんって、なんであんなに昭和初期の顔してるんだろう。
違和感なさすぎ。

松たか子もいい。
着物の帯留めの紐をくわえている時の表情とか、すごい。

見終って、胸が痛いです。
奥様の板倉さんへの情熱的な思いと、タキちゃんの密かな思い。

最初タキちゃんは板倉さんが好きなんだと思ったんだけど、
本当は奥様への憧れからの好きなのかなって思った。
実際のところはどっちなんだろう。
そして板倉さんの気持ちは?
やっぱり奥様が好きだったのかな。タキちゃんのことはどう思ってたんだろう。
タキちゃんを抱きしめたよね。あれはどういう意味だったんだろう。

タキちゃんは板倉さんの描いた赤い屋根の小さいおうちの絵を亡くなった時に部屋に飾ってたよね。 ということは、タキちゃんは戦後、板倉さんが帰還して画家として大成したことは知っていた?
知っていてあえて連絡をとらなかった?
頼まれた奥様の手紙を届けなかったことを後ろめたく思っているから?
戦後、板倉さんが結婚せずにいたことを苦しく思ったから?

奥様の思いも、タキちゃんの思いも、どちらも胸が痛い。切ない。
| 映画(た行) | 13:09 | comments(0) | -
「マネーモンスター」

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真実は生中継で暴かれる

ジョディ・フォスター監督作品なんですね。
ちょっと意外な感じがしました。

チャラいノリで株価予想や銘柄をおススメする人気番組「マネーモンスター」。
ある時、番組おススメのアイビス社に投資したが株価が急落、全財産を失ってしまった若い男性が銃をもち乱入。
司会のリーを人質に、情報操作しているのか、どうしてこうなったのかを明白にしろと訴える。

生放送中に番組ジャックされたから、そのままライブで中継され人々の注目を浴びる。
犯人とやり取りしているうちに、リーは間違った情報を流していたことに気づく。
この株価急落の裏には何かあると気づき、人質になりながらもその裏側を暴こうとする。

株価急落は実はアイビス社のCEOが仕組んだもの。
アイビス社の広報の女性の助けもあり、真相を突き止め謝罪させるも、ラストは残念な結果に。

おもしろいのは、リーが途中から人質でありつつ真相を暴くために、犯人を誘導しているところ。
人質という立場から、共犯に近い感じになっていく。

もうひとつおもしろいと思ったのは、犯人の損失を取り戻すため、自分の命を救うために、
アイビス社の株を買ってほしいと視聴者に呼びかけたこと。
中継を見ていた人々はスマホを手に株を買い始め株価は上がり始めるけど、
あまり続かず結局下がってしまう。
人々に必死に呼びかけても、やっぱり上がれば売ってしまうよね。
他人の命がかかっていても、やっぱり自分の利益が先なんだなって。

ラスト、不正が暴かれ人々を騒がせた事件が起きても、
結局はそのまま株取引は行われ、いつもの日常になってしまう。

なんというか、株は自己責任なんだよな…、まぁ仕方ないのかなって思ってしまった。
| 映画(ま行) | 23:16 | comments(0) | -
「コトリトマラズ」栗田有起

コトリトマラズ



大好きな栗田さんの本。
単行本はこれで全部読んだことになる。
新作読みたいよ。栗田さん、もう書かないのかな。

これはちょっと他の作品と違う感じ。
恋愛小説。
ふつうの恋愛小説。
他の作品みたいにファンタジーっぽいのを期待してたので、
ちょっと期待はずれ。

主人公 華がいまいち好きになれない。
不倫をしているからかな。
期待していたファンタジーな展開もなくて、
うーん、、、と思いながら読み進めていって、ラスト。
タイトルと装丁の絵の意味が分かって、ちょっと気分が晴れた感じ。

そっかぁ、そういう事か。

主人公は最後まで好きになれなかったし、期待はずれだったけど
ラストのおかげで読後感はいい。

あぁ、それにしても、栗田さんの新作読みたい。
| か行(栗田有起) | 14:55 | comments(0) | -
「ブレッチリー・サークル」
「ブレッチリー・サークル サンフランシスコ」

The Bletchley Circle: Complete Seasons 1 & 2 DVD Set


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これは当たり!

なんの予備知識もないまま、Netflixで適当に選んで見始めたんだけど
とても良かった。
イギリスのちょっと暗めな雰囲気のドラマ好きなんです。
それと暗号解読物も好き。

最初に見たのが「ブレッチリー・サークル サンフランシスコ」。
イギリスに住む2人の女性が、過去に同僚が殺された事件に似ている殺人が
サンフランシスコで起きていると知り、サンフランシスコに渡り、
そこで事件解決に挑む話。

実は「ブレッチリー・サークル」が先で、サンフランシスコの方は続編。
でもまぁ、どちらが先でも大丈夫だと思うけど、女性同士の関係とかを考えると
順番に見た方がいいかも。

「ブレッチリー・サークル」はもうNetflixではやっていなかったので、
Prime Videoのシネフィルwowowの無料体験に申し込んでこれだけ見ました。
こちらでは邦題「暗号探偵クラブ」になってます。ちょっとダサい邦題。。。

ブレッチリーとは、大戦中に暗号解読をしていた部隊のあった地名。
登場する4人の女性は、そこの同僚。
戦争は終わったけど、機密情報を扱っていたのでその部隊にいたことは口外してはいけない。
結婚しても夫にも話していない。
だけど、そこで働いていた女性たちは選ばれた能力のある人ばかり。
もちろん自分たちもそれを自負している。
でも言えない。女性の地位も低くて評価されていない。

そんな女性たちが、暗号解読の能力を駆使し、おとりになったりと身体を張って事件解決に挑む。
時代を考えるとこれはスゴイこと。

出てくる女性たちがいいです。
イギリス人の5人、アメリカ人の3人、全員好き。
特に1作目の主役といえるスーザン。
全然笑わないけど、魅力的。
短めのクルッと巻いた前髪に大きめなバッグを前に掛けている姿がいいわ。
ただ残念なのことに、途中でフェードアウト。

事件解決が目的だけど、女性の生き方的なことも描かれてて、
本当にいい作品だと思う。
ただハデさがないからか、いまいち話題にならないのが残念。
| 海外ドラマ | 15:50 | comments(0) | -
2020年6月に買った本
買ったことを忘れないための備忘録。

「絶対正義」秋吉理香子

これもメルカリで。
不用品を処分するために始めたメルカリで、なぜか売るよりも買うが多くなってしまいました。
本末転倒。
| 今月買った本 | 23:40 | comments(0) | -
「スマホを落としただけなのに」


私の全てが壊されていく−。

SNS時代らしい作品。ホラーだよね。

スマホ落とせば、こんなこともありえるよなーなんて気楽に観てたんだけど、
麻美の真相が分かって、そっちの方が犯人よりヤバいだろ、引くわ。

もうスマホのことより麻美の秘密の方が気になっちゃって。
あんなのムリだよね?
家族とか親戚とか友だちとか、騙すのムリじゃない?
いくら疎遠になってても。
それに犯罪じゃないの? いいのそれで? 殺人じゃないからいいのか?
こっちの方が気になって気になって。

あと千葉きゅん演じる刑事さんね。
彼は絶対にヤバい。どちらかというと犯罪者側の人間じゃない?
続編では主演らしいので、気になる。
| 映画(さ行) | 11:07 | comments(0) | -
「十二人の死にたい子どもたち」


未体験リアルタイム型・密室ゲームがスタート。

このミスで見て読んでみたいと思っていた作品。

インシテミルのような、そして誰もいなくなったみたいなのを想像していたのだけど違った。
自殺サイトに応募して集団自殺をしようと集まった少年少女。
でも一人多い? しかも死んでいる? 誰が殺したの? そもそもこれは誰?

自殺サイトなんて見たことはないけど、自殺を実行するのにルールを決めている所なんてあるのかな。
決を裁り、反対者がいなくなるまで議論する。そんな面倒なことを望んでる子なんているのかな。

自殺したい理由もちょっと違和感。
明確な理由のある子もいるだろうけど、理由もなく生きる意味がわからないから死にたいって子もいると思うんだ。

ラストは一応ハッピーエンドかな。
これはサトシが家族を救いたかったがためにやっていること。
そしてみんな「死んでほしくない」ってこと。そう理解した。

様々な若手俳優さんを観れます。
特に好きなのがNo.6メイコ役の黒島結菜さん。
彼女、これからもっと活躍するはず。応援してる。
| 映画(さ行) | 23:42 | comments(0) | -
2020年5月に買った本
買ったことを忘れないための備忘録。

「御社のチャラ男」絲山秋子

メルカリを始めまして、一冊売れた売上金とプレゼントでもらったポイントで買ってみました。
なかなか評判いい本で読んでみたいと思っていたので、ほぼ0円でゲットできてうれしい。
| 今月買った本 | 14:17 | comments(0) | -
「紙の月」


もっとも美しい横領犯。

銀行パートの平凡な主婦が、若い男に入れ込んだ揚句、銀行のお金を横領して…という話。
ありがちなストーリーだね。
うーん、主人公の梨花に全然感情移入ができない。
むしろ銀行のお局先輩の方がわかる。

印象に残ったのは、お局先輩の隅と梨花が対峙するところ。
窓を突き破って逃走しようとする梨花が隅に向かって「一緒に行きますか?」と聞く。
驚きつつ、ほんの一瞬迷うような表情をする。小林聡美うまいな。

もうひとつ、梨花の学生時代のエピソード。
キリスト教系の学校で、発展途上国の子どものために行われていた募金活動。
いつしか誰もしなくなってしまったけど、梨花だけは続けていた。
自分のお金だけでは子どもたちが困るのではないかと、父親の財布から5万円を盗んでまで募金する。
募金は子どもたちのため? 自己満足のため?

ところで「紙の月」ってなんだろう?
梨花が月を見上げるシーンはあったけど…?と調べてみたら、
紙の月、ペーパームーンは「まやかし」という意味らしい。
納得。
| 映画(か行) | 16:48 | comments(0) | -
「ひなこまち」畠中恵


「きょんげーっ」
「きょわーっ」
「きゅーっ」
鳴家たち、いつにも増して叫んでるかも。

「しゃばけ」シリーズ11作目。

「お願いです、助けてください」の木札を見つけてから、若だんなは助けてあげたいと思うけど、相手が誰だかわからない。
持ち込まれる困りごとを解決すれば、その誰かにたどり着けるのでは?と頑張るけど…。

好きなキャラがまた増えました。
「ひなこまち」の於しな。
頼りない父親に代わって、古着屋をきりもりするおきゃんな娘。
もうひとり武家の妻、雪柳。
安居と雪柳の夫婦には本当に幸せになってほしい。

今回のクライマックスは、若だんなの「ここから逃げたら、男じゃないもの」「それでも、私は子供じゃない!」。
もう本当に、かよわい若だんなじゃないよね。
相変わらず身体は弱いけど、中身はしっかりした男!
次巻での成長も楽しみ。
| は行(畠中恵) | 15:43 | comments(0) | -