「約三十の嘘」

詐欺師集団の人間模様。何気に豪華キャスト。

海外ドラマ「華麗なるペテン師たち」みたいなのを期待してたら、全然違った。
詐欺のシーンなんてないし。
あるのは仲間内での騙しあい。

豪華キャストの中でひとりだけ知らない女の子、伴杏里さん。ボインちゃん。
彼女が役にぴったり。
男好きのする顔というか、雰囲気というか。
演技がうまいとは思えないんだけど、
中谷美紀に「甘いですね」と言うシーンと、
タクシーの中で涙を流すシーンはドキッとしました。
あの涙は何でしょうね。仲間になれないっていう寂しさからの涙?

トワイライトエクスプレス、いいですね〜乗ってみたい。
個室内ってホントにあんなにおしゃれなの?

| や行(その他) | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0)
「さよなら渓谷」吉田修一
さよなら渓谷
さよなら渓谷
吉田 修一

全くすくわれない話。

読み始め、これは秋田の幼児殺人事件をベースにした話なのかな?と思ったら、
話の焦点は隣家の夫婦の話。

隣家の事件によって、事件に直接関係ない隣人のプライバシーまでが
暴かれてしまうってのは、なんだかとっても怖い。

被害者は、加害者のただひたすら謝りたいって気持ちを、受け入れるってのは
やっぱり無理なのかな。
当事者となったら、やっぱり無理なんだろうな。

最後の方では、「もう過去なんていいじゃん。一緒に幸せになればいいじゃん。」と
簡単に思ってしまったんだけど、そう簡単なものじゃないのかな。

レイプという罪に対しての男女の考え方の違いみたいなものも感じられて、
ちょっといやだったな。
男同士では、犯人に対して内心では「ま、仕方ないよな」と思うってのが何とも。

吉田修一は「悪人」の印象が強かったので、正直「さよなら渓谷」は物足りない感じ。
でも、やっぱりいろいろと考えさせられます。
昨年出た「元職員」にも期待してます。
| や行(その他) | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0)
「真相」横山秀夫
真相
真相
横山 秀夫

5つの短編集。
事件の奥に隠された「実は…」な話。

短いけど、どれも結構読み応えある。
でも、読後感はあんまり良くない。
身につまされるっていうか、すごく現実的だから。

心情とかの書き方が分かりやすい。
やっぱ横山秀夫はうまいなぁ、って思う。
あんまり読んでないんだけどね ^^;
| や行(その他) | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0)