「逃亡くそたわけ」絲山秋子
おもしろかった。読み終わってなんだか元気でた。
好きだな、この話。

ただワタシの読み方がいけなかった。
半分くらい読んだところで、ひと月程放置。
一気に読みたかった。そういう本。

絲山さんって、方言にこだわりあるのかな。
地元FMに出てるんだけど、群馬出身じゃないのに、
結構上州弁つかうし。

これ映画になってるんだよね。これは観てみたいな。
方言はやっぱ音になってないと面白くないんだよね。
イントネーションが大事だからね。
| あ行(絲山秋子) | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0)
「ラジ&ピース」絲山秋子
ラジ&ピース
ラジ&ピース
絲山 秋子

おもしろかったぁ (*^。^*)

おもしろかったけど、、、これ、群馬な人以外にはどうなんだ?
物足りないんじゃないのかな。

地元民としては、いろいろとツッコミどころがあって楽しい。
表紙にはさりげなく「鶴舞う形の群馬県」。
地名やお店はほとんど実在のもの。
主人公のモデルはFMぐんまの○○アナ?
このリスナーは常連の○○さんがモデル?
何気に前橋のこと、けなしてない?
群馬の女性はあそこまで訛ってないだろ。

自分のことが嫌いな主人公、野枝。
ちょっとネガティブ過ぎだけど、共感できるところが多い。
特に妹に対する感情とかは、かなり。
結構切ないな。

「ラジオから電波が届くのではなくて、リスナーが集まってくる」って感覚はおもしろい。
絲山さんもスタジオでそう感じてるのかな。

もう一編の短編「うつくしまふぐすま」もかなり好き。
一般的には、こちらのが人気ありそう。
| あ行(絲山秋子) | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)
「沖で待つ」絲山 秋子
沖で待つ
沖で待つ
絲山 秋子

絲山さんにはすっごく親しみを感じてる。
何でかって言うと、市内に住んでる。地元イベントや市県広報でも見かける。
年代も近いしね。
なにより、毎週地元FMに出てるから。
しゃべり聞いてると友だちになれそうっていうか、そんな感じ。
声がね、おかま声なんだよね。
初めて聞いた時は「絲山秋子って元 男なの?」って思ったくらい。

そんな親しみを感じてる絲山さんなんだけど、作品を読むのはこれが初めて。

読んでみて「やっぱ絲山さんだぁ〜」(^^)
特に「勤労感謝の日」はイメージ通り。

「沖で待つ」はですます調なので、雰囲気がちょっと違うけど、
ストーリーは「これって実話?」って思えるくらい。
実体験なのかな? 太っちゃんみたいに思える同僚がいたのかも知れない。
それに絲山さんなら「のぞき日記」つけてそうな気がしなくもない ^^;

他の作品も読んでみたい。読みます。
| あ行(絲山秋子) | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0)