「トランスワールド」

トランス・ワールド [DVD]



出会うはずのない3人、たどり着いた異次元の世界

山の中でガス欠になりガソリンを求めに行った夫が戻らず、探しに入った山の中で山小屋をみつけるサマンサ。
その山小屋にいたのは3日前に車の故障で動けなくなっていたトム。
そして翌日山小屋の前に倒れていた若い女性ジョディ。
3人は助けを求めて小屋から進み歩くが、なぜかまた小屋に戻ってしまう。
話しているうちに、3人はそれぞれ遠く離れた地で山に迷い込んでいること、生きている年代が違うことに気づく。
そんな時に銃をもったドイツ兵が現れ、4人は同じペンダントを持っていることがわかる……。

よくわからない部分も多かったけど、おもしろかった。
4人の関係が分かったあたりは、おおっ!ってなった。
ちょっとした会話でそれぞれが違う年代に生きているって分かるのがおもしろい。

一番の謎はジョディが強盗に入った店とその店の金庫。
あの金庫がトランス・ワールドへの入り口なのかな?
人生やり直すチャンスをあげるってこと?
じゃあ、店のおじさんは神様?

神様、ちょっと甘くない?
ジョディのような境遇の子でも、まじめに生きている人だっているだろうに。
そのあたりがちょっと不満だなぁ。

そういえば、ラストにトムは出てこない。
ジョディはこれからトムを産むんだろうなー、ジョディに育てられて養父を殺すような人生は歩まなくていいんだろうなって思ってた。
映画感想ブログに「トムは強盗を働く男の子どもでもあるから、やっぱり母のいない人生を歩むことになる」ってあって。
うーん、その発想はなかった。
たしかにあの強盗男は同じ人物なんだよね。そしてトムの父でもあるけど…
うーん、うーん、それではトムが救われないよ…
| 映画(た行) | 23:48 | comments(0) | -
「小さいおうち」

あの頃映画 松竹DVDコレクション 小さいおうち



あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密

黒木華ちゃんって、なんであんなに昭和初期の顔してるんだろう。
違和感なさすぎ。

松たか子もいい。
着物の帯留めの紐をくわえている時の表情とか、すごい。

見終って、胸が痛いです。
奥様の板倉さんへの情熱的な思いと、タキちゃんの密かな思い。

最初タキちゃんは板倉さんが好きなんだと思ったんだけど、
本当は奥様への憧れからの好きなのかなって思った。
実際のところはどっちなんだろう。
そして板倉さんの気持ちは?
やっぱり奥様が好きだったのかな。タキちゃんのことはどう思ってたんだろう。
タキちゃんを抱きしめたよね。あれはどういう意味だったんだろう。

タキちゃんは板倉さんの描いた赤い屋根の小さいおうちの絵を亡くなった時に部屋に飾ってたよね。 ということは、タキちゃんは戦後、板倉さんが帰還して画家として大成したことは知っていた?
知っていてあえて連絡をとらなかった?
頼まれた奥様の手紙を届けなかったことを後ろめたく思っているから?
戦後、板倉さんが結婚せずにいたことを苦しく思ったから?

奥様の思いも、タキちゃんの思いも、どちらも胸が痛い。切ない。
| 映画(た行) | 13:09 | comments(0) | -
「ディスタービア」
リセット不能の覗き見ゲーム

面白そうだなーと録画したもの。
日常に潜んだサスペンス・スリラー。

自宅謹慎が始まるときに、「気が変になるから気をつけて」と
保護司に言われてるから、ケールが見たものが本当なのか、
それとも妄想なのか、見ているこちらも疑心暗鬼な感じ。
ケール本人は、自宅敷地から出ることができず確認できないのが、もどかしい。

そもそもあの程度の証拠で連続殺人犯だと確証を持つのはムリだと思うし、
サイコパスな隣人の家も、あんなに増改築できるかよって感じだし、
隣の女の子も、毎日覗かれてるのに「君はこういう性格で…」とか言われたくらいで
ケールの事を好きになってしまうとか、ないでしょ。

いろいろツッコミどころはあるけど、サスペンスとしてはなかなか楽しめました。
隣人に覗いていることがばれたあたりから、もうドキドキしちゃって。
ロニーが生きていて良かった。

ロニーの携帯の着信音も、なかなか効果的でおもしろかった。
2 Live CrewのMe So Horny。
緊張してる場面で、あえぎ声のような着信音が鳴ると、ちょっwwってなる。
| 映画(た行) | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0)
「テルマエ・ロマエ」
映画の「テルマエ・ロマエ」。

うーん、、、正直おもしろくなかった。
期待しちゃったからかなぁ。
原作も失速しちゃってるし。。。

でも続編がもう作られてるらしい。
上戸彩が漫画家志望の役だったから、続編では漫画家になってるのかな。
ってことは上戸彩は作者のヤマザキマリさんで、イタリア人の夫がルシウスになるんだろうか?
続編ではルシウスと結ばれるの?

推測しても、続編観たいとはいまいち思わないなぁ。
なんか、残念。
| 映画(た行) | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)
「トイレット」

「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」

うーん。。。
どーしても「かもめ食堂」と比べちゃうからなぁ。
やっぱ「かもめ」が一番だなぁ。

もたいまさこが期待通り。
あの人はセリフいらないね。
演技というより醸し出してる雰囲気だけで充分。

三兄妹もそれぞれいい感じだけど、一番いい味出してたのは
レイのインド人の同僚。
レイとのやりとりのシーン好き。
真顔で「girl」「girl」言ってるのが笑えた。

あとは、ギョーザですね。
めちゃくちゃおいしそうだった。
「これは作るしかない!」って事で、作っちゃいました。
さすがに皮から作るのはメンドイので市販のものだけど、種は手作り。
ニンニクとショウガ多めでピリピリ辛かったけどおいしかった!

| 映画(た行) | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0)
「罪とか罰とか」

ケラリーノ・サンドロヴィッチ脚本・監督。
ケラです。
ケラって言ったら「有頂天」の頃のケラしかワタシにはわかりません。
ナゴムギャルになりかけたおばさんです 泣

成海璃子ちゃんが、がんばってます。
崖っぷちアイドル役だから、なおさらがんばって見えます。

ストーリーはなんじゃこりゃだけど、最後はみんな幸せ、ハッピーエンド。
ダンプの中でプロポーズされて、うっすらはにかむ麻生久美子がかわいい。
モモ役の安藤サクラがなんとも安っぽくて、それがいい。
奥田瑛二の娘なのね。お母さんそっくりだ。

| 映画(た行) | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0)
「デイジー」

オランダが舞台の韓国映画。
男二人と女一人の三角関係なお話。
切ないというか、もどかしいというか。。。

設定がドラマ過ぎて、感情移入は難しいけど、ちょっとうるうると来ます。
三人が三人とも、自分の思いを伝えきれなくて「はっきり言っちゃえよー」ともどかしい。
まぁ、そこではっきり言っていては、ドラマにはならないだろうけど。

全体的に音も映像も静かな雰囲気。女の子が声を失ってからは特に静か。
セリフがなくて、表現もオーバーじゃないので自然と画面に集中。
途中に入る銃撃シーンがいいアクセントになってる感じ。

殺し屋目線の別バージョンがあるとか。
この映画の雰囲気は好きなので、ぜひ観てみたいです。
ラストの銃撃戦のその後も知りたいし。

| 映画(た行) | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0)
「チェンジリング」

うーん、、、なんともコワイ話です。
実話だというから驚き。
後味が悪いというか、救いようがないというか、気持ちのいい話ではない。
子どもが生きているかも知れない、、、というのが僅かな希望。

それにしても、怒りを覚えるくらい、いつの時代の警察も腐ってるね。
自分たちのことしか考えてない。

この映画、主役がアンジェリーナ・ジョリーじゃなくてもいいような。
実生活でも母親だし、こういう役もやりたいのかも知れないけど、
まだしばらくは、バリバリにカッチョイイ アンジーを観せて欲しい。
強く耐える母としての姿ももちろんカッコいいけど、
できれば警察官をぶん殴っちゃうようなそんなのを期待しちゃいます。

| 映画(た行) | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0)
「小さき勇者たち〜ガメラ〜」
小さき勇者たち~ガメラ~ スペシャル・エディション [DVD]
小さき勇者たち~ガメラ~ スペシャル・エディション [DVD]

ここ2か月くらいBSでガメラ特集してるみたいで、
ちょこちょこ観てる。

ものすごーーく久しぶりな怪獣もの。
初期の頃の、無駄にギャーギャー騒ぐところや、
敵怪獣に石を投げて対抗したり(さっさと火を吹けよ)、
ピアノ線丸見えな特撮(?)に爆笑。

そんな中で「小さき勇者たち」は唯一ホロリとしてしまったもの。
「トトは子どもなのにがんばってる!」のあたりと、
赤い石のリレーのところはうるうる状態。
ガメラって子どもと心が通わせられるのね。第一話からそうだった。
なんでだろ?
多分これが一番新しいガメラ。
ガメラが眼がクリクリで怪獣というよりマスコット的な感じなので、
戦闘シーンは、観ててちょっとかわいそうだった。
| 映画(た行) | 23:56 | comments(0) | trackbacks(1)
「ダヴィンチ・コード」
ダ・ヴィンチ・コード [DVD]
ダ・ヴィンチ・コード [DVD]

なかなか面白かった。
ただ、根本的に?マークなんだけどね。

地上波で放送してたのを見たんだけどかなり編集されて短くなってたのかな?
ソフィとおじいさんの関係(確執?)とか、修行僧と僧の関係とか、よくわからない。
謎もやたらに簡単に解けていってしまうし。

何が根本的に「?」かというと、
「キリストが人間であってはならない」っていう事。
キリスト=神だから、神に子孫が存在するのはありえない、
子孫の存在は認められないっていうんだけど。。。
ワタシはプロテスタント系の学校卒で、宗教の授業で勉強した程度の知識だけど、
キリストは人間だと思ってる。
だって復活したのは奇跡だから。
神には奇跡は起きないでしょ? 起こす方だから。
だから別にソフィーがキリストの子孫だとしてもさほど問題ではないと思う。
まぁ、不貞って事にはなるかもしれないけど。

俳優さん的には、オドレィ・トトゥの目の大きさと、
シラス役のポール・ベタニーの狂ったような目に心奪われました。

吹き替えだったので、何語をしゃべってたのか気になった。
舞台はフランスだけど、全員英語だよね、やっぱ。
| 映画(た行) | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0)