2020.07.25 Saturday
「コトリトマラズ」栗田有起
大好きな栗田さんの本。
単行本はこれで全部読んだことになる。
新作読みたいよ。栗田さん、もう書かないのかな。
これはちょっと他の作品と違う感じ。
恋愛小説。
ふつうの恋愛小説。
他の作品みたいにファンタジーっぽいのを期待してたので、
ちょっと期待はずれ。
主人公 華がいまいち好きになれない。
不倫をしているからかな。
期待していたファンタジーな展開もなくて、
うーん、、、と思いながら読み進めていって、ラスト。
タイトルと装丁の絵の意味が分かって、ちょっと気分が晴れた感じ。
そっかぁ、そういう事か。
主人公は最後まで好きになれなかったし、期待はずれだったけど
ラストのおかげで読後感はいい。
あぁ、それにしても、栗田さんの新作読みたい。