「卵町」栗田有起
やっぱり栗田作品は好き。
この不思議で優しい読後感が好き。

あらすじに「亡くなった母との約束でシイナに会いにいく」とあったので、
「え!これってテルミーの娘の話?」と思ってワクワクしながら読み始めたんだけど 違いました。
ワタシの勘違い。
「お縫い子テルミー」でテルミーが恋するのはシナイ。
シイナさんとシナイちゃん、性別も違いますね。

登場人物の全員がステキで、どの人も好き。ちょっとだけ出てくる八百屋のおじさんでも好き。
登場人物全員を好きになるって珍しい。
そして何より、卵町がいい。
この町に行きたい。住みたい。この町で人生を終わりたい。

栗田作品はあまりなくて、多分読んでいないのはあと一冊のみ。
あとはアンソロジーに入っているものが数作品。
新作出ないのかなー。
読みおえてしまうとさびしい気がして、最後の一冊を購入するのを躊躇しちゃう。
| か行(栗田有起) | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0)
「蟋蟀」栗田有起
生き物をモチーフにした不思議な感じの短編集。
栗田ワールド全開って感じで好き。

不思議なでおもしろおかしいストーリーだけど、
何気に心の奥の方に刺さるというか、ちくっとくる感じ。

そうだなぁ、表題作の「蟋蟀」が一番好きかな。
タマコばぁちゃんカッコイイ。
「サラブレッド」は競走馬の声が聞こえる話。
なぜか一頭だけ。触れてもいないのに。
馬好きなんで、馬の声聞こえたら嬉しいような悲しいような。
「私は早く牧場に帰りたいの!」なんて聞こえたら泣く。
でも一生懸命走っちゃうのよね。そこがまた嬉しいような悲しいような。

栗田有起さん、すごく好きなんだけど作品数が少ないですね。
遅筆なのか、子育てに忙しいのか。
twitterにアカウントあるけど、最後のツイートが半年前。
うーん、もっと書いてほしいです。
| か行(栗田有起) | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0)
「マルコの夢」栗田有起

おもしろかった。
でもちょっと、もの足りないかなぁ。。。

「マルコ」ねぇ、、、、
読んでて頭に浮かんだのが、エリンギ。
傘があるらしいから、形としては違うと思うけど、たぶん食感はエリンギ、、、

一馬の夢の中の王子様が、何気にツボにはまった。
さわやか過ぎだろw

| か行(栗田有起) | 22:35 | comments(1) | trackbacks(0)
「ハミザベス」栗田有起
ハミザベス (集英社文庫)
ハミザベス (集英社文庫)
栗田 有起

おもしろい。
やっぱ、おもしろいなぁ、栗田有紀は。ハズレがない。
会話文がつづくところが、毎回テンポよくて好き。

ハムスター+エリザベス=ハミザベス。
ワタシだったら、ハザベスなんだけど ^^;
タイトルになってるけど、このハムちゃんはほとんど話に関係ないのがいいよね。

もう一編の「豆姉妹」。こっちのが、より好き。
アフロいいね! アフロ最高っ!
| か行(栗田有起) | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
「オテル モル」栗田有起
オテルモル (集英社文庫 く 21-3)
オテルモル (集英社文庫 く 21-3)
栗田 有起

この本読んでると眠くなるぅ〜。
読みながら何度眠ってしまったことか。

小説がつまらないからではない。逆におもしろい。
なんだかとても、眠気を誘う本なんです。

主人公の希里は「誘眠顔」らしいけど、この本は「誘眠本」なのかも。

読み終えて「あぁ、沙衣がぐっすり眠れてよかったぁ」と嬉しかった。
できれば、外山さんにもぐっすり眠ってほしかったんだけど。

自分の睡眠に不満はないけど、「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」には
一度泊まってみたいですね。
一体どんな夢をみるのやら。
ワタシが泊まるときには、希里にはホールでスキップでもしてもらおうかな。
楽しい夢が見れそうじゃん。
| か行(栗田有起) | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0)
「お縫い子テルミー」栗田有起
お縫い子テルミー (集英社文庫)
お縫い子テルミー (集英社文庫)
栗田 有起

流しの仕立て屋って設定がおもしろい。

かなわない恋の、せつないお話。
吐くほどにシナイちゃんのことが好きで、
でもシナイちゃんは歌に恋している。
側にいるのが辛く苦しくて、彼から離れることを決める。

テルミーにとっては生まれて初めての恋。
15歳の初めての恋で、こんなに潔く離れることを決意できるかなぁ。
ワタシには無理だ。ウダウダしちゃう。
でも潔いおかげで、テルミーは自由に生きられる。
「自由でなくてもかまわないというくらい、自由」なんだよね。

栗田作品は初めて。
短い会話だけで書かれている箇所がテンポ良くていい感じ。
結構好きだな。

そういえば、ハッとするセリフがあった。
以前シナイちゃんと暮らしていたという信田(野豚!)さんのセリフ。

私、人生、もう終わっちゃった気分なのよね。こないだひさしぶりに
映画を観に行ったんだけど、何も感じなくてびっくりした。
この役者へただなとかそんなことばっかり考えてるの。いやあね。
つくづく、もう若くはないのだと悟ったわ。
なんかちょっと、ドキッとするよ。
何も感じないまではいかないけど、この女優さんふけたなとか、ヘタだとか
そんなことを考えながら観てる。
若くないってことなのか。。。そうなの?

一緒に収録されている「ABARE・DAICO」。
これいいね。
ピンポンうんこ(^o^) いいよ、いいよぉ〜。
| か行(栗田有起) | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)