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「オーダーメイド殺人クラブ」辻村深月
これ、かなり好き。

懐かしいっていうか、中学2年の頃からの20歳くらいまでの気持ちを思い出させてくれる。
自意識の塊で、今思えば「痛い」感じだけど、当時はそれが普通なんだよね。
ワタシも高野悦子さんの「二十歳の原点」を読んでから数年は、
自分も二十歳になったらきっと自殺をすると思ってた。
別に自殺志願があった訳でもなくて、自分は他の子とは違うと思いたかったんだと思う。

アンと徳川が殺人を実行する現場を見に行くシーンが一番好き。
二人でアイスを食べて、手をつなぐところ。
すごく好き。情景が目に浮かぶ。
このシーンは映像でみてみたいと思った。
映画化されないかな。
| た行(辻村深月) | 22:32 | comments(0) | trackbacks(1)









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「オーダーメイド殺人クラブ」辻村深月
中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方。 親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。 中学二年生という狭い世界
| 粋な提案 | 2014/06/13 2:29 PM |