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「運び屋」


前代未聞の実話サスペンス。

クリント・イーストウッドの監督・主演。
サスペンスとあるけど、どちらかというと家族のドラマ。

家庭を顧みなかったため家族に見放された90歳のアール。
商売で失敗し自宅を差し押さえられて車で孫娘のところを訪ねた時に、娘の知人から「車の運転だけすればお金になる」と仕事を持ちかけられ始める。
実はこれは麻薬の運び屋で…という話。

一度だけと思って始めたアールだけど、車を運転するだけで大金が手に入る。
そのお金で友人を救ったりして自尊心も満たされる。
これはヤバいものだと気づくけど、金になるのでやめられない。
警察も車を止めても、このじじいが麻薬を運んでいるとは疑わない。

もうドキドキしちゃうよね。
捕まるんじゃないかとドキドキしながら観てた。
もしかして最後の方で、もう必要ないからとマフィアに殺されちゃうのかとも思ってた。

ラスト、結局捕まってしまう。
でも孫娘の学費を出してあげたり、自分勝手に生きて来た過去を反省。
「出所を待っている」と家族に受け入れられて終わり。

遅いよね。90歳になって犯罪まで犯してやっと家族の大切さに気づくなんて。
……とか偉そうに言っちゃってるけど、自分ちゃんと家族のこと思いやってる?
思いやってる気になってるだけじゃね?なんて思ったり。

この運び屋はレオ・シャープという実在の人をモデルにしている。
2011年に逮捕、収監されたけど病気のため2015年に出所、2016年に92歳で亡くなった。
なんでも伝説の運び屋で、ものすごい量を運んだそうです。
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