<< 「ハミングライフ」 | main | 「私の名前はキム・サムスン」 >>
「となり町戦争」三崎亜記
となり町戦争 (集英社文庫)
となり町戦争 (集英社文庫)
三崎 亜記

香西さんと僕の切ない恋愛モノでもあり、考えさせられる戦争モノでもあるこの本。
面白かったです。
となり町と戦争をするっていう発想がおもしろい。しかも公共事業で。

文庫版書き下ろしの「別章」にある、
「この国に生きる以上、戦争に関わっていようがいまいが、
好むと好まざるとに拘らず、私は誰かを間接的に殺しているのです。
どうせ『同じ』ならば、いっそ私は、自分が戦争に『関わっている』、
つまり、誰かを『殺している』ことを自覚し続けていきたいと思っています。」
この言葉が印象的。

あと「ほ?」の主任も、すごく印象に残ってる。

それにしても、なんとも曖昧な、謎の多い戦争。
ぜんぜん想像できない。一体どうやって戦っているのか。
戦死者は日々増えているし、主人公の「僕」は追われたりもする。
でも具体的に描かないところが、面白いんだろうね。
| ま行(その他) | 00:25 | comments(1) | trackbacks(0)
突然ですが、コミュニケーションサイトを運営しております。
p-netbanking と申します。当サイトでは、
「人気ブログをランキング」を重要なテーマとし、
ブロガーの方々の、コミュニケーションの場を提供すると同時に、
どなたでも無料で参加でき、よりエンターテイメントに、
気軽に立ち寄れるサイトを目指し、日々、努力をしています。
貴ブログ様のご登録の御願いにコメント欄を
お借りしてご案内をいたしました。
是非とも、貴ブログのご登録、及び、
ランキング参加を御願いできれば幸いです。
こちらのサイトです。
http://www.p-netbanking.jp
検索バー横にブログ登録フォームがあります。
また、検索サイト・ランキングサイト等より訪問しております。
重複してご案内になりましたらお詫び申し上げます。
なお、全く興味のない方は、削除してください。
失礼いたします。
| magazinn55 | 2008/06/23 3:57 AM |









トラックバック機能は終了しました。